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FC東京の経営権取得のミクシィが会見 「J1クラブの上位の事業規模、トップラインに」

[ 2021年12月10日 16:50 ]

左からミクシィの木村弘毅社長、次期FC東京社長の川岸滋也スポーツ事業部長、FC東京の大金直樹社長
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 IT大手「ミクシィ」は10日、JFAハウス内で東京フットボールクラブへのミクシィグループの参画に関する会見を行った。会見には同社の木村弘毅社長、来年2月1日からFC東京の社長に就任予定の川岸滋也スポーツ事業部長、FC東京の大金直樹社長が出席。これまでの経緯やFC東京の経営権を取得する来季以降の方針などを説明した。

 クラブは変革期を迎えている。ミクシィは「一貫したフットボールスタイルの確立」「アカデミースクールの強化」「フットボールの環境整備」を掲げた。川岸氏は経営の規模について「具体的なことは申し上げにくい」と前置きしつつ、「J1クラブの上位の事業規模、トップラインに並ぶことを一つのマイルストーンに置きたい」と言及。さらに期待される新戦力の補強について、同日に発表されたアルベル監督とすり合わせながら進めていることも明言した。

 大金社長はクラブ収益差の拡大や規制緩和などで「競争のフェーズに入った」と強調。そのうえで「今回のことはクラブにとって大きな可能性を広げるチャンスだと理解している」とし、「リーグタイトルを取れる、ACLのタイトルを取れる、そして世界にもFC東京を羽ばたかせる。そんなクラブになっていきたい」と期待を口にした。

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2021年12月10日のニュース