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鹿島新監督にレネ・ヴァイラー氏就任 クラブ初の欧州国籍監督

[ 2021年12月10日 15:07 ]

レネ・ヴァイラー氏(ゲッティ=共同)
Photo By ゲッティ=共同

 J1鹿島は10日、来季の新監督に元スイス代表のレネ・ヴァイラ―氏(48)が就任することを発表した。過去にブラジル人以外の外国人指導者が鹿島を指揮したことはなく、欧州国籍の監督は初めて。国内最多20冠を誇る伝統のクラブが、初の「欧州路線」へと舵を切る。

 クラブにとって初となる欧州国籍の監督が誕生する。ヴァイラー氏は現役時代にスイス1部の古豪セルヴェットなどで活躍し、引退後は指導者としてスイス1部の監督を歴任。16―17年シーズンには、ベルギー1部の強豪アンデルレヒトを3季ぶりの優勝へと導いた。フォーメーションは4―2―3―1を基本とし、鹿島が得意とする布陣にも合致する。

 クラブ創設30周年の今季は5年連続の国内無冠が確定し、5日には今季途中に就任した相馬直樹監督(50)の退任を発表していた。クラブの象徴だったジーコ・テクニカルディレクター(68、TD)も今季限りで現職を退くことが決まっており、今後は常勝軍団の礎となったブラジルのメソッドは残しつつ、現代サッカーのトレンドも取り入れて常勝軍団の復活を図る。

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2021年12月10日のニュース