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浦和リカルド監督、天皇杯準決勝で必勝期す「我々のカレンダーは12月12日に赤線が引かれていた」

[ 2021年12月10日 13:54 ]

浦和・ロドリゲス監督
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 浦和のリカルド・ロドリゲス監督(47)が10日、天皇杯準決勝のC大阪戦(12日、埼スタ)に向けたオンライン会見に応じ、意気込みを語った。先月7日の鹿島戦で敗れた後、リーグ戦でのACL出場権獲得の可能性は少なくなった。以後、次なるターゲットとして常に頭にあったのが、天皇杯だ。

 「リーグで鹿島に敗れた後、このチームは頭の片隅に天皇杯があったのだと思う。天皇杯からACLに進むんだと。浦和の歴史の近い所をみても、18年天皇杯に勝って19年ACLに進んでいる。徳島でも準決勝に行きましたが、このような現象はなかった。浦和には天皇杯の文化がある。この天皇杯でプラスアルファの部分を出して欲しい」。

 「12月12日」をターゲットとして先月27日の清水戦、今月4日の名古屋戦はメンバー構成も試していたことを明かした。「我々のカレンダーは12月12日に赤線が引かれていた。ここで勝って決勝にいくと全員の頭にありました。残り2試合ではメンバーも試した試合になりました。この準決勝に向け、選手は最高のレベルを見せる準備をしてくれていると思います」。

 天皇杯準決勝は「声出し不可」などの条件はあるものの、コロナ禍以後では初めて収容100%で開催される。「まず勝つことが大事。会場はニュートラルですが、いつも我々がプレーしている埼玉スタジアム。たくさんの方に応援して頂きたい。サポーターの方々に勝って決勝に行き、希望を感じてもらいたい。戦う姿、自分たちのスタイルを見せ、まずは19日に国立に行くことを考えてます」と話した。

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2021年12月10日のニュース