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古橋 最終予選初得点で初戦雪辱誓う、修正点は「連動」16日オマーン戦

[ 2021年11月13日 05:30 ]

オマーン戦に向け、調整する古橋(中央)ら日本代表の選手たち
Photo By 共同

 日本代表は16日(日本時間17日)のW杯アジア最終予選B組第6戦オマーン戦が行われるオマーン・マスカットに12日、チャーター機で入り、練習を行った。酒井宏樹(31)は別メニュー調整。中国とオマーンが1―1で引き分け、ベトナムに勝った日本はプレーオフ圏内のグループ3位に浮上した。9月の初戦で敗れた因縁の相手を下すべく、FW古橋亨梧(26)はW杯最終予選初得点を誓った。

 古橋が、最終予選初得点でリベンジに導く。「(出場)時間が短くてもFWは結果が求められる。ゴール、アシスト、チームを勢いづけるプレーをもっとしていかないといけない」。無条件で本大会切符を得られる2位のオーストラリアまで勝ち点1差の状況で、自らが鍵になると誓った。

 前日はベトナムに伊東の得点で勝利。ただB組最下位から1得点にとどまった。複数得点は10月のオーストラリア戦のみで「FWとしてはゴールをもっと意識していかないといけない」と古橋。勝ち点3にも満足はない。

 オマーンには9月の初戦で敗戦。1トップの大迫とトップ下の鎌田が徹底マークに遭い、封じられた。その試合に後半開始から左MFで出場した26歳は「連動して動くこと」を修正点に挙げ「ゴールに向かう選手を増やさないと」と誓った。

 ピッチに立つときには毎度、手のひらに文字を書き「いつもありがとう、行ってきます」と周囲への感謝の念を込める。セルティックでは公式戦18試合13得点。自身の名前とゴールをもじって生まれた「KYOGOAL」の旋風を、21年最後の代表戦でも起こす。

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