田中碧「チャンスになっていないのは事実」　セットプレーでの課題口に「今は試行錯誤中」

日本代表のMF田中碧
Photo By スポニチ

　日本代表MF田中碧（23＝デュッセルドルフ）が13日、16日（日本時間17日）のW杯アジア最終予選オマーン戦に向けオンラインで取材対応した。

　1―0勝利したベトナム戦でMF守田英正（26＝サンタクララ）がイエローカードをもらい、オマーン戦は累積警告で出場停止。先月のオーストラリア戦、ベトナム戦で採用された4―3―3の中盤の顔ぶれが変わることになるが、田中は「人が変われば他の選手のプレーする場所も変わる」と臨機応変に対応することが重要だと強調。その上で「そこは話し合いながら、選手との距離を見ながら変えていければ良いかなと思うし、それをチームとして共有できれば、もっともっと幅だったり、攻撃だったりは上がっていくと思う」と前向きに捉えた。

　田中は代表初ゴールを決めたオーストラリア戦、ベトナム戦ではキッカーも務めた。ただ最近、チームとしてセットプレーから得点どころかチャンスさえも生まれておらず、若き司令塔は「何が良いボールで、何が悪いか、今は試行錯誤している最中」だとし「チャンスになっていないというのは事実。そこは責任を感じています。しっかりとデザインしているときに、そのデザインを成功させれるようなボールを蹴られるか。そこは凄く大事。クオリティの高いボールを蹴られるように練習します」と話した。