横浜 来季トップ昇格のMF山根&DF西田がエリートLフル出場 「いつかA代表に」と目標語る

[ 2021年10月25日 20:30 ]

 エリートリーグの第5節が25日に行われ、横浜は水戸に1―3で敗れた。21歳以下の選手育成を目的としたリーグで、横浜の平均年齢は18.89歳。前半はトップチーム所属者の多い水戸の鮮やかな連係で崩されて2失点したが、後半はサイドバックが最前線で決定機に絡むなど好機を創出。同34分に1点を返した。松永英機監督(58)は「マリノスのプレースタイルにトライする姿勢は最後まであった。技術的なミスや判断ミスはなくしていかないといけない。年齢差は関係無くプレーできることをこれからも目指したい」と総括した。

 この試合には、17日に来季のトップチーム昇格が発表されたユース所属のMF山根陸(18)とDF西田勇祐(同)がフル出場した。

 トップチームのMF和田拓也(31)とダブルボランチを組んだ山根は「うまくいかなくなったときに一人で変えられる力、アイディア、引き出しについて、学ぶところが多かった」と大先輩から隣で刺激を受けたことを明かした。

 身長は1メートル73。決して大柄ではないだけに、昔から判断力や戦術眼を鍛えてきた。「小学生の頃からマリノスでは判断や駆け引きをよく教えてくれていた」と話す。

 理想は攻守にハードワークでき、ゴールも決められるボランチ。松永監督から「技術と判断が非常に優れているので、ハイプレッシャーの中でもスピードを上げても技術がぶれない」とチームスタイルへのフィットに太鼓判を押される18歳は「(トップチームで)早く試合に出ることが自分の成長につながる。マリノスで活躍して、A代表で日本を代表して戦いたい」と理想の未来を口にした。

 一方、センターバックで出場した西田は「和田選手や(GK中林洋次)らベテランの選手を中心に、凄くコミュニケーションを取っていた。テンポが良くなったときはゴール前に運んだり惜しいシーンが作れて得点も取れたので、全体としてみればもっとできる試合だった」と振り返った。

 西田の持ち味の一つはポリバレントさ。元々、小学生の頃はトップ下やボランチで、ドリブルで持ち運んでゴールを決めるような選手だったという。その後、アンカーやセンターバックをこなすようになり、エリートリーグではサイドバックでも出場。「元々攻撃の選手なのでゴール前で絡めるのは楽しいですし、やりがいを感じるのはどちらかといえばサイドバック」と明かす。

 海外ではマンチェスターCのジョアン・カンセロ(27)、国内ではトップチームの松原健(28)、小池龍太(26)を尊敬する。絶妙なスルーパスなどで好機を作る松原に、スタミナ豊富でスプリント回数の多い小池。「松原選手と小池選手のいいところをどっちも持っている選手になりたい」と言う。

 山根と同様、目標は早々のデビューだ。「できれば今年、高校生のうちにJリーグなどでデビューしたくて、それが無理だったとしても(来季の)キャンプでしっかりアピールして、樺山(諒乃介)選手(現山形)のように開幕戦からスタートで出られるような選手になりたい」。海外挑戦の意欲もあり、「早いうちに海外に行って、マンチェスターCでプレーしたい。まだ世代別代表に入ったことがないんですけど、少しずつ入って、いつかA代表に入りたい」と語った。

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