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大迫&南野、前半決定機決めきれず流れ失う 頼みのWエース不発が響いた

[ 2021年10月9日 05:30 ]

W杯アジア最終予選B組   日本0―1サウジアラビア ( 2021年10月7日    サウジアラビア・ジッダ )

<サウジアラビア・日本>無得点に終わった大迫(C)JFA
Photo By 提供写真

 攻撃陣は頼みのダブルエースがともに不発に終わった。

 9月7日の中国戦で決勝点を奪ったFW大迫は、この日も不動の1トップでプレー。前半29分に鎌田のパスに抜け出し右足シュートを放ったが、GKの好セーブに阻まれた。同37分にも酒井の右クロスに合わせたが、枠を捉えきれなかった。

 「前半戦のヤマ場。ここで結果を出せばW杯に近づくし、出せなければ厳しくなる」。危機感を強めて臨んでいたが、過去“半端ない”ゴールで何度もチームを救ってきた31歳の点取り屋も、この日はツキにも見放された。

 一方、左大腿部の違和感でオマーン戦、中国戦を欠場した南野は、左MFで最終予選初出場。前半24分に浅野のクロスに頭で合わせたが、GKにセーブされた。結局、無得点のまま後半14分に交代。本田圭佑を超える史上初のW杯予選出場8戦連続得点はならなかった。攻撃陣はこれで3試合を終えわずか1得点。チームがここからはい上がるには、ダブルエースの復活も不可欠となりそうだ。

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2021年10月9日のニュース