日本代表MF鎌田大地、難敵サウジ戦へ「体を張る、時間を作る、他選手のために走る！」

鎌田大地（AP）
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　日本代表のMF鎌田大地（25＝Eフランクフルト）はW杯アジア最終予選で序盤のヤマ場となる難敵サウジアラビア戦（7日、ジッダ）を前に「頭」と「気持ち」に整理をつけた。5日、オンライン取材に応じ、意気込みを語った。

　「今シーズンが始まってから移籍の問題だったり、頭の部分で問題があってチームでも良くなかった。（9月の）代表もその流れのままだった。移籍市場も終わり、気持ちも整理を付けてパフォーマンスも戻って来た」と打ち明けた。

　サウジアラビアと言えば19年1月のアジア杯では1―0で勝利も70％以上、ボールを支配され、内容では圧倒された。今回も厳しい戦いが予想されるが「体を張る、ファウルしてでも時間を作る、他の選手のために走ることが大事になる」と強い覚悟をにじませていた。

　1勝1敗スタートを切った日本代表にとって絶対に落とせないシリーズ。「前回と違うのは一番は気持ちの面、この2試合は勝たないといけないと追い込まれているところ。最終予選では2次予選と違って真ん中にパスが入ったとき、激しく来る。タッチ数はワンタッチで前向きの選手に落とすとか、していかないとダメ。選手間の距離を短くしたい」と話した。