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浦和DF宇賀神が女性アスリート支援プロジェクト「aim」発足。第1弾として塩越、池田、遠藤と契約

[ 2021年9月30日 20:11 ]

女性アスリート支援プロジェクトaimを発足した浦和DF宇賀神
Photo By スポニチ

 浦和のDF宇賀神友弥(33)が30日、女性アスリート支援プロジェクト「aim」立ち上げについてオンライン取材に応じた。「aim」は女性アスリートの価値を高め、社会的地位の向上、また活躍の場を広げることでスポーツによる社会貢献、地域貢献を行い、子どもたちの夢や目標となるトップアスリート像を創るサポートを進めていく。

 自身も現役アスリートである宇賀神は2年前から同プロジェクトの構想を始めた。女性アスリートの置かれる厳しい環境を目の当たりにし「スポーツ選手の可能性は無限大。環境面を改善し、サポートしていければ」と話す。プロジェクト第一弾として三菱重工浦和レッズレディースのGK池田咲紀子(29)、MF遠藤優(23)、MF塩越柚歩(23)の3選手とマネジメント契約し、今後は競技の枠を超え、女性アスリートの輪を広げていきたい考えという。

 9月12日にはWEリーグが開幕。3選手がそれぞれ今季のホームゲームでチケットを購入し「招待席」とする取り組みもスタート。宇賀神は「自分たちが仕掛けたものの1つ。プロ選手は子供たちに夢を与える存在なんだと、その中の1つとして選手シートをさせてもらいました。駒場の動員数を(1試合平均)5000人にしたいという目標を立てています」と話した。今後は、学校訪問など社会、地域貢献活動にも力を注いでいく。

 この日、オンライン取材に同席した塩越は「1人で行動出来ない部分をaimでサポートして頂き、社会貢献などで出来ることがあるのでは」と話す。池田は「もっとWEリーグを盛り上げたいと(宇賀神は)言って下さって当事者としてありがたく、心強かったです。大きなきっかけにしたい」と話していた。 

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2021年9月30日のニュース