×

川崎F、中2日過密日程も何の逆転で5連勝 35歳家長「引っ張っていかないと」有言実行弾

[ 2021年9月30日 05:30 ]

明治安田生命J1第28節   川崎F3-1神戸 ( 2021年9月29日    等々力 )

<川崎F・神戸>後半、家長(右から3人目)がゴールを決め喜ぶ(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 明治安田生命J1リーグは29日に1試合が行われ、首位の川崎Fはホームで神戸に3―1で逆転勝ち。5連勝で2位横浜との勝ち点差を12に広げた。前半13分に先制を許したが、後半に3得点を奪って逆転した。これで3位以内が確定。来季ACL出場権を獲得した。

 川崎Fの勢いが止まらない。前半13分に先制を許す苦しい展開も、後半に反撃開始。3点を奪って試合をひっくり返した。これで3戦連続逆転勝ち。ハーフタイムに「圧倒できてないぞ!」とハッパをかけた鬼木監督も「中2日でキツかったと思うけど、しっかりと逆転してくれた選手を誇りに思います」と表情を緩めた。

 ベテランがチームを引っ張った。フィールド選手では最年長となる35歳の家長だ。後半10分にPKを外したが、「自分が引っ張っていかないといけない」という強い思いで攻撃陣をけん引。2―1の同40分には、前日の居残り練習で何度も確認した右45度の位置から勝利を決定づける3点目を決めた。「優勝するには、自分にはゴールやアシストがもっと必要」。有言実行の一発だった。

 これでホーム不敗記録を18戦に伸ばし、リーグ戦は5連勝。1試合消化は多いものの、2位横浜との勝ち点差を12に広げた。残り7試合。王者がまた連覇に近づいた。

続きを表示

2021年9月30日のニュース