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長崎・植中 リーグ初得点から一気ハットトリック達成 5発大勝導き3位新潟に並ぶ勝ち点51の7位浮上

[ 2021年9月15日 05:30 ]

明治安田生命J2第25節   長崎5-1山形 ( 2021年9月14日    トラスタ )

<長崎・山形>ハットトリックに加え1アシストの活躍をみせた長崎FW植中(左)
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 明治安田生命J2リーグは2試合が行われ、長崎は5ゴールの猛攻で山形に大勝した。2年目の19歳、FW植中朝日がハットトリックの大活躍。リーグ終盤のJ1昇格争いへ望みをつないだ。勝ち点は3位新潟から7位に浮上した長崎まで「51」で並んでいる。

 長崎の若きストライカーが覚醒した。プロ2年目の19歳、FW植中がハットトリックを達成。リーグ初得点から一気の3得点に「最高に気持ちいい」と笑顔があふれた。

 前節は下位相模原に痛恨のスコアレスドロー。植中もチャンスを決めきれなかった。そこから中2日で迎えた昇格争いへの生き残りをかけた大一番でエジガル・ジュニオとの2トップで先発。「今日はラストチャンスと感じていた。緊張して立ち上がりは固くなっていたが思い切りやるしかない、と」。前半18分、まずは相方の先制点をお膳立てし、「エジガルが1点取って楽になった。先制点に関われたので自信が持てた」と、勢いに乗った。

 ここから圧巻のゴールショー。同35分、まずは毎熊からのパスを右足でダイレクトに合わせリーグ初得点。「ほっとした。やっと決めてうれしさがこみ上げてきた」。続いて同45分には山崎からのパスを冷静に決めて2点目。後半6分にはゴール前に走り込みカイオセザールからのパスに反応して3点目だ。松田監督も「得点力のあるFW、若さも魅力。今日は期待に応えてくれてうれしかった」と絶賛した。

 植中も「上位対決を制したのはもの凄く大きかったと思う」と話した。この白星で7位ながら勝ち点では3位新潟と並んだ。昇格を目指す長崎の追撃は止まらない。

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