鳥栖・林　シントトロイデン完全移籍　五輪で“アピール”「次はW杯目指す」

林大地
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　6日の東京五輪3位決定戦でメキシコに敗れ、53年ぶりのメダル獲得を逃したサッカー男子代表のFW林大地（24＝鳥栖）が今夏、ベルギー1部シントトロイデンに完全移籍することが7日までに分かった。複数の関係者によれば、条件面で既に合意。一両日中にも正式発表される見通しという。

　五輪では当初バックアップメンバーだった林は、選手登録拡大により本大会出場への扉が開くと、練習での猛アピールが実って“下克上”を達成。1次リーグのフランス戦を除く5試合で先発出場を勝ち取った。ただ持ち前のハードワークでチームに大きく貢献した一方で、得点なしで大会を終了。悔しさも味わった。
　9月からはW杯最終予選がスタートする。「W杯がサッカー人生の中で一番大きい大会。次はそこを目指して頑張りたい」と林。次なる目標はA代表入り。“ビースト（野獣）”の愛称を持つストライカーは、さらなる高みを目指して海を渡る。