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なでしこ美南 14日豪州戦へ“レジェンド”野田に並ぶ24ゴール目狙う!

[ 2021年7月11日 05:30 ]

オーストラリア戦に向け、調整する田中(手前)
Photo By 共同

 東京五輪サッカー女子代表のFW田中美南(27=INAC神戸)が、“レジェンド”に並ぶ一発で本番へ弾みをつける。チームは10日、本番前最後の国際試合となる14日のオーストラリア戦(サンガS)に向けて大阪市内で合宿を開始。FIFAランク9位の強豪相手となるが、田中は「強い相手と対戦できるのは久しぶりなので、トライしたい。エラーも出てくると思うが、プラスにできるように全てをぶつける」と力を込めた。

 右肩上がりで調子を上げてきた。今季の国際Aマッチは出場5試合でチームトップの7得点。驚異の得点ラッシュで逆転の五輪代表入りを果たした。現在、日本歴代14位の国際Aマッチ通算23得点。次戦で得点すれば、96年アトランタ五輪で10番を背負った元日本代表のFW野田朱美に並ぶだけに「シュートへの回数は自分のアクションから引き出せている。得点を取れそうなシーンを増やしていきたい」とゴールを見据えた。

 ▽女子日本代表国際Aマッチの歴代得点ランク 1位はFW澤穂希の83点。2位はFW永里優季(レーシング)の58点、3位はFW長峯かおりの49点と続く。現代表チームのトップはFW岩渕真奈(アーセナル)の35点。FW菅沢優衣香(三菱重工浦和)の24点に続き、FW田中の23点がチーム3位となる。

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2021年7月11日のニュース