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福岡・泥沼の4連敗…横浜に完敗 課題の早い時間帯に失点 長谷部監督「相手が上だった」

[ 2021年7月11日 05:30 ]

明治安田生命J1リーグ第22節   福岡0ー2横浜 ( 2021年7月10日    ニッパツ )

<横浜・福岡>0対2で敗れ引き揚げる福岡イレブン(撮影・久冨木 修)
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 福岡は横浜に0―2で敗れ、4連敗となった。波状攻撃にさらされて前半に2失点。後半はジョルディ・クルークス(27)を投入し流れが変わったものの、ゴールネットを揺らすことはできなかった。

 福岡が完敗で4連敗を喫した。波状攻撃を防ぎきれなかった。長谷部監督も「耐え忍んでいたが相手が1枚も2枚も上だった」と力の差を認めるしかなかった。

 連敗の大きな要因の一つが早い時間帯での失点。課題修正に取り組んできた結果、7日の天皇杯鳥栖戦ではアディショナルタイムに決勝点を奪われたものの90分間は無失点で粘った。持ち味である“堅守”復活の兆しも見え始めていたが、この日は立ち上がりからリーグ屈指の攻撃力を誇る横浜に押し込まれた。前半22分、28分に失点し苦しい展開。それでも後半は流れが一変。クルークスの投入で強みの右サイドが活性化しサロモンソンが前線へ上がる回数が増え、積極的にゴールを脅かす場面が増えた。指揮官も「選手は気持ちを新たによく頑張ってくれた」と手応え。左サイドで存在感を発揮してきた志知の5試合ぶりの復帰もプラス材料だ。

 それでも指揮官は「ここまで連敗が続くと気持ちの面でも難しくなってくる」と危機感を漂わせる。17日のホームG大阪戦は背水の覚悟で挑む。

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2021年7月11日のニュース