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G大阪・松波監督は微妙な判定に渋い表情「どうしてペナルティーになるのか…」

[ 2021年7月11日 12:41 ]

ACL1次リーグ H組   G大阪1―2全北 ( 2021年7月10日    タシケント )

競り合う宇佐美(左)(AP)
Photo By AP

 G大阪は全北(韓国)に1―2で競り負け、日本勢では唯一の1次リーグ敗退が決定した。勝てば突破が決まっていた1戦をモノにできなかった松波監督は「残念な結果に終わってしまった」と肩を落とした。

 微妙な判定も作用した。指揮官が「あれがどうしてペナルティーになるのかという疑問はあります」と口にしたように前半早々、突進してきた相手に韓国代表DF金英権が倒されたようにも映ったが、主審はPKを宣告。いきなりのビハインドを背負った。その後はボールを握る時間帯が続き、後半8分にはFWパトリックが同点弾。振り出しに戻したが「最後に押し切れなかったというのは我々の力がなかった」(松波監督)。前掛かりになった試合終盤、一瞬の隙を突かれて決勝点を奪われてしまった。

 「今日の悔しさを切り替えるのは難しい状況ではある。でもJリーグも再開するので、しっかりと切り替えてもらって準備したい。大事なのはリーグ戦」

 全て中2日の過密日程で6試合。降格圏19位と苦しむJ1リーグでは15試合7得点に留まっているが、ACLでは多くの選手を起用しながら計15得点を奪ったことは収穫だ。帰国後、17日には早くも福岡戦。松波監督は攻撃面での崩しの回数を課題に挙げつつ、今季最大目標のJ1残留へと視線を向けた。

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2021年7月11日のニュース