×

相馬勇紀 金メダル導くプレー誓う「目の前のマッチアップで全部勝つところをベースに」

[ 2021年7月11日 13:21 ]

U―24日本代表のMF相馬勇紀
Photo By スポニチ

 東京五輪サッカー男子代表MF相馬勇紀(24=名古屋)が磨きをかけた得意のドリブルで、チームを金メダルへと導くをプレーを誓った。11日にオンライン取材で対応。五輪での個人目標を聞かれたドリブラーは「金メダルをとらせるプレーをしたい。とにかく目の前のマッチアップで相手に全部勝つというところをベースにして、チームのために戦って得点、アシストをしたい」と強い意気込みを語った。

 所属する名古屋では、タイで集中開催となったACLに出場し、五輪チームへは8日に合流したばかり。それでも「2日目にリフレッシュする時間もいただいた。(ACLで)連戦を戦ってきたので、動きとかはすごく良い」という。翌12日のホンジュラス戦に向けても「自分的には準備はしています」と、出場に強い意欲を示した。

 10日の練習では、オーバーエージ(OA)枠で選出された酒井宏樹(31=浦和)との1対1にチャレンジ。結果は抜けずに酒井に軍配が上がったが、その後に酒井から直々にアドバイスをもらうなど、直前に出場したACLも含めて感じたことは大きかったという。

 相馬はJリーグの日本人DFの主な特徴に「距離を開けて、クロスとかは上げられても、自分の後ろにいかせないという守備」を挙げ、一方で海外での経験がある酒井や外国人選手ついては「距離を詰めて、ボールを奪う守備」とその違いを指摘する。

 五輪では当然、相手は後者の外国人。それだけに「自分からしたら距離感近いほど、抜きやすさはある」と強調し、「(相手に)潜り込むドリブルというか、ゴールエリアのギリギリまでえぐっていくドリブルを意識したい」と話した。酒井とのマッチアップなどで得たヒントも生かし、五輪で得意のドリブルを炸裂させるつもりだ。

続きを表示

2021年7月11日のニュース