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イタリア 62年以来2度目の頂点に王手、スペインとのPK戦制した

[ 2021年7月8日 05:30 ]

<イタリア・スペイン>準決勝のPK戦で勝利を決めるキック成功に喜ぶイタリアのジョルジーニョ(中央)ら(ロイター)

 欧州選手権準決勝が6日に行われ、イタリアが延長1―1で突入したスペインとのPK戦を4―2で制した。11日の決勝でイングランド―デンマーク戦の勝者と対戦し、1968年大会以来となる2度目の優勝を狙う。

 イタリアが底力を発揮した。ボール保持率で圧倒され、後半35分に追いつかれると苦しい時間帯が続いたものの、伝統の守備でしのいでPK戦勝ち。相手の4人目を止めたGKドンナルンマは「チームを助けられると思っていたのでPK戦の前から冷静だった」と息をついた。FWキエーザが先制点を決め今大会2得点の選手が5人。堅守と多彩な攻撃パターンの融合で勝ち上がり、守護神は「夢の実現まであと一歩」と頂点を見据えた。

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2021年7月8日のニュース