×

鳥栖・樋口 歓喜のAT弾!「勝ちに飢えていた」、福岡との九州ダービー今季初勝利でリーグ戦に弾み

[ 2021年7月8日 05:30 ]

天皇杯3回戦   鳥栖1-0福岡 ( 2021年7月7日    駅スタ )

<鳥栖・福岡>試合終了間際、決勝ゴールを決め、祝福される鳥栖・樋口(手前)
Photo By 共同

 各地で天皇杯3回戦12試合が行われた。鳥栖は終了間際に樋口雄太(24)がゴールを決め、福岡との九州ダービーを制した。J2長崎もJ1札幌を2―1で破り4回戦へ進んだ。

 劇的なゴールで鳥栖が白熱の九州ダービーに決着をつけた。90分過ぎて0―0。延長突入かと思われた後半46分、樋口のミドルがネットに突き刺さった。

 「率直にうれしかった。チームの勝利に貢献できて良かった」と大仕事を果たしたチームの顔“10番”は声を弾ませ「冷静に決められた。よく見てくれていた福井に感謝」とパスをつないだチームメートを称えた。今季公式戦4度目の福岡とのダービー。ここまで3戦未勝利の相手に「勝ちに飢えていた。勝たなければいけない思いが結果につながった」と樋口は振り返った。

 鳥栖が主導権をにぎり終始押し込む展開で、ゴール前で何度も決定機をつくった。それでも直近のリーグ戦5試合で3得点と課題の得点力不足が露呈し、取れそうで取れない状況だった。最後にエースが打ち破った。4回戦進出を決めリーグ戦にも弾みを付ける劇的勝利。金明輝監督も「しっかり得点を入れて勝ったことを評価したい。この勢いに乗ってリーグ戦も勝てるための準備をしたい」と力強く話した。

続きを表示

2021年7月8日のニュース