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4日にチェンライ戦、G大阪FW宇佐美「悔しさぶつける」 土壇場で追いつかれた前回の嫌なムード断ち切る

[ 2021年7月3日 19:19 ]

チェンライ戦へ向けた前日会見で意気込みを口にするG大阪FW宇佐美(C)GAMBA OSAKA
Photo By 提供写真

 G大阪はあす4日(日本時間5日未明)にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ第4戦チェンライ戦(タイ)を行う。3試合を終えて1勝2分け。H組2位に付けているが、従来のレギュレーションとは違い、他の4グループを含めて2位の上位3チームのみが決勝トーナメントに進出となる。2位グループでは最下位なだけに求められるのは残り3戦全勝で、その中で期待が掛かるのは今大会無得点のFW宇佐美貴史(29)だ。

 「ギリギリで追いつかれて、悔しい思いをさせられた。その悔しさはチーム全員でチェンライにぶつける。何がなんでも勝てるようにしていきたい」

 1日に行われたチェンライ戦は、後半アディショナルタイムに同点に追いつかれてドロー。出場機会がなくベンチで見守った宇佐美も大きなショックを受けた。6月28日の全北(韓国)戦から中5日。「明日の試合(チェンライ戦)に向けていいコンディションを作りやすくなった」と万全の状態で、チェンライとのリマッチで勝利に導く覚悟だ。

 今大会チームは3試合5得点を挙げているが、得点者はパトリック(3得点)とレアンドロ・ペレイラ(2得点)のみ。松波監督は「(宇佐美)貴史とか日本人選手の得点に期待したい」と名指しで発奮を求める。指揮官の思いはエースの心にも響いているはずだ。

 松波監督は「3連勝すれば突破できる。その初戦ですし、ここを勝てないと3連勝はない。チーム全員で出し切るようにしたい」。ACL1次リーグ突破へ分岐点となる一戦を快勝し、嫌なムードを断ち切る。

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2021年7月3日のニュース