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日本代表 五輪練習パートナー6人“久保への道” 「パリの星」を英才教育、金獲りもバックアップ

[ 2021年7月3日 05:30 ]

久保建英
Photo By スポニチ

 日本協会は2日、東京五輪に臨む男子代表の練習パートナーに、24年パリ五輪世代に当たる2001年以降生まれのFW桜川、MF武田、MF藤田、MF成岡、DF鈴木、DF山本を選出した。6人は5~17日の事前合宿に参加。五輪代表の状態によって12日ホンジュラス戦(大阪)、17日スペイン戦(神戸)にも出場する。

 五輪代表が欧州組、Jリーグ組、ACL参加組と分かれコンディションにばらつきがあるため、前回リオ五輪時の4人(バックアップメンバーを兼ねた杉本は除く)の1・5倍となる人数を集めて練習態勢を整えた。反町康治技術委員長(57)は「金メダルを目指すためには少しの出費はいとわないというJFA(日本協会)の考えがある」と説明した。

 6人はパリ五輪世代の金の卵。東京五輪代表が悲願の金メダルを獲得することで、間近で得た教訓は6人から引き継がれ、パリでの飛躍につながっていく。前回の16年リオ五輪では当時17歳の冨安が練習パートナーとして参加し、2年後にはA代表入り。“第2の冨安”の出現も期待できる。

 さらに、久保は18年W杯ロシア大会の練習パートナーとして参加し、アジア杯前の18年末には三笘、旗手、上田がA代表の練習パートナーを務めるなど、上の世代のレベルを体感して成長したメンバーは多い。次世代のエース育成にもつながる練習パートナー。日本協会は金メダルへの万全のバックアップ態勢を整え、次世代にたすきもつなぐ。

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2021年7月3日のニュース