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J&NPB新型コロナ会議 「緊急事態イコール無観客」ではない 村井チェアマン「行政と…より良い形で」

[ 2021年4月19日 12:00 ]

村井チェアマン
Photo By スポニチ

 Jリーグは19日、NPBとの第30回新型コロナウイルス対策連絡会議を実施した。現在、変異ウイルスをはじめウイルス感染が急速に再拡大し「緊急事態宣言」再発例の可能性も指摘されている。村井チェアマンは今後の観客動員など、リーグの運営方針について言及。「緊急事態だからイコール、無観客という話では全くないと思います」との見解を示した。

 「1年前は約4カ月の中断後の再開にあたり検査体制も現在とは違いましたし、ノウハウもなかったので無観客というステップを踏みました。Jリーグでは有観客の試合が1000を超えましたが、観客席でのクラスター発生は1件もない。最終的には行政と相談しながら指示に従うわけですが、コミュニケートを取りながら、より良い形で進めていきたい」とした。

 また選手3名、加えて家族2名の陽性が判明し、クラスターと認定されたJ3岐阜に関する情報も共有。感染ルート特定には至っていないものの、ロッカー室でマスクなしで会話し、濃厚接触と特定された選手がいたという。また感染者の中にマッサージ施術の際、マスクなしだったケースもあったという。専門家からはうつ伏せでマッサージを受ける際でもマスクの着用を徹底するよう、改めて指摘された。

 村井チェアマンは「Jリーグのガイドラインにロッカー室では全員がマスクを着用することと取り決めがあるが、守られていなかった。基本中の基本が十分徹底しきれていなかったことが明らかになったので実行委員会で改めて周知徹底したい」と話した。

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2021年4月19日のニュース