×

鹿島のザーゴ監督が成熟度に手応え 「形ができてきた。これを継続して」

[ 2021年3月15日 19:41 ]

鹿島・ザーゴ監督
Photo By スポニチ

 J1鹿島のザーゴ監督が、チームの成熟度に手応えを口にした。チームは15日、次節17日のアウェー福岡戦に向けて鹿嶋市内で調整。前節13日の広島戦での得点シーンについて、指揮官は「きょうのミーティングでも選手を称えた。(守備的なチームに対して)あのようなダイレクトプレーが有効な手段になる」と語った。

 前節の広島戦は1―1でドロー。1点を追う後半24分にゴール前の狭いスペースでパスをつなぎ、最後はMF荒木遼太郎の3戦連発で引いて守る相手の堅い守備をこじ開けた。MF三竿健斗のパスからMFファン・アラーノ、MF土居聖真、FWエヴェラウドと荒木を含めて5人が絡んだプレーに、指揮官は「きょう、あす練習してできるものではない」と評価した。

 今季は主力の大半が残留。攻守の連係に不可欠となる「あうんの呼吸」がようやく、チームに生まれてきた成果でもある。「サイドからのパターンなどさまざまな形ができてきた。これを継続してやっていかなければ」とザーゴ監督。就任2年目で“真価”を発揮する時が来た。

続きを表示

2021年3月15日のニュース