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横浜・前田大然“覚醒”3戦5発 止まらん五輪世代FW、大久保に並び得点ランク首位

[ 2021年3月15日 05:30 ]

明治安田生命J1第4節第2日   横浜3-0浦和 ( 2021年3月14日    日産ス )

前半3分、ゴールを決める横浜・前田(右)(撮影・西海健太郎)
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 明治安田生命J1リーグは各地で3試合が行われ、横浜はホームで浦和に3―0と勝利した。先発出場した東京五輪世代のFW前田大然(23)は、前半3分に3試合連続ゴールを決めると、同26分にも追加点をマーク。直近3試合5得点の活躍で、C大阪FW大久保嘉人(38)に並ぶJ1得点ランクトップに躍り出た。

 前田の勢いが止まらない。1トップで先発し、3試合連続ゴールを含む2発。月末の代表活動を前に、東京五輪世代のFWが得点ランク首位タイに立った。「みんながハードワークしてこぼれてきているだけなので、本当にチームのおかげ」。交代する後半17分までのスプリント回数(時速24キロ以上の走行)は異次元の39回。献身的な守備でもリズムをつくった23歳は謙虚に振り返った。

 開始3分、「一回ニアに行くフリをして、うまく(DFの)背後を取れた」。FW仲川の右クロスに滑り込み、左足で先制点を決めた。同26分にも左クロスを仲川が胸で落とすと、右足ボレーでネットに突き刺した。昨季までのJ1通算は41戦5得点。今季は4節でもう同じ数になった。

 大阪府の出身。自身を含む5人きょうだいには全員、名前に自然に関する漢字が入っている。テレビゲームは全くせず、大自然の中で走り回って育った。「ずっと外で遊んでました。何時に帰っても怒られなかった」。子供だけでたき火をしたり、秘密基地を作ったり。「親に感謝です」と話す50メートル5秒8の快足は、そんな幼少期に原点がある。

 23戦3発と左ウイングで結果を残せなかった昨季とは一転、好調の理由を「(1トップで起用され)今年は中にどんどん入っていこうと自分なりに考えてやっている。それがうまくハマっている」と分析する。公式戦4試合連続で先発起用したポステコグルー監督も「本当に素晴らしいプレスをしてくれることでチーム全体を助けてくれる」と絶賛。本来の良さを生かせる最前線の位置で、のびのびと輝いている。

 ▽J1通算1500得点 横浜がDF小池のゴールで達成。鹿島(現在1645点)、G大阪(同1574点)に次ぎ3チーム目。

 ▽東京五輪世代主なFWの現状 昨年12月のU―23代表候補合宿に招集されたFWは、前田を含め4人。初招集だった浅野(広島)は、今季リーグ戦全4試合に出場して1得点。上田(鹿島)は開幕戦に出場し得点はなく、その後故障で離脱。一美(G大阪)は開幕戦ベンチ外で、現在チームが活動休止中。

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