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フランクフルト・長谷部、22年6月末まで契約延長!「1年前は今年の夏までと考えていた」

[ 2021年3月10日 05:30 ]

長谷部誠
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 ドイツ1部Eフランクフルトは8日、元日本代表主将のMF長谷部誠(37)との契約を22年6月30日まで延長したと発表した。クラブの公式YouTubeで長谷部は流ちょうなドイツ語で「1年前は今年の夏までと考えていた。もう1年プレーできることができて非常にうれしい。信じられない」と喜びを語った。

 ドイツ1部14季目を迎えたベテランは今季主にボランチで20試合に出場。3バック中央のリベロよりも運動量が求められる、かつての本職で躍動し、欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位につけるチームをけん引している。「あれだけ走り強度を保ってプレーするのは無理かなと思っていた。自分でも驚いている。僕には限界がないみたい」と冗談交じりに語った。

 今季リーグ2番目の年長選手でありながら、チーム4位の1695分間プレー。フランクフルタールントシャウ紙は「彼は若返りの泉に落ちたようだ」と称賛した。昨年12月にはヒュッター監督が長谷部の今季限りでの引退を示唆していたが、自身も驚く活躍で1年の契約延長を勝ち取り、38歳となる来季の欧州CL出場も視野に入ってきた。「自分でリミットを決めていたが、いい意味で壊すことができた。謙虚に戦って、大きな目標を勝ち取って来季につなげたい」とさらなる高みを見据えた。

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