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ベンゲル氏が圧巻ゴールのサウサンプトン南野を「芸術家」と称賛

[ 2021年2月21日 16:44 ]

アーセン・ベンゲル氏(AP)
Photo By AP

 サッカーのイングランド・プレミアリーグでサウサンプトンの日本代表FW南野拓実(26)が20日のチェルシー戦で移籍2点目を決め、元アーセナル監督のアーセン・ベンゲル氏(71)が技ありの一撃を絶賛した。

 地元紙リバプール・エコーなどによれば、同氏は前半33分にスルーパスに反応してゴール前に走り込み、2度のキックフェイントで相手GKとDFをあざむいた南野の先制弾を「私の好み。彼の心の中に芸術家がいる」と称賛。「レドモンドからのスルーパスが素晴らしかったが、興味深いのは南野が頭を上げて“GKがどこにいるか”を確認した回数だ。彼は間違いなく2度、GKの位置を確認した。不振のチームは大きなプレッシャーにさらされていたはずだが、南野は冷静だった」と称えた。

 さらに「チェルシーのひどい守備もアートだった。ズマは体の向きを変え、アスピリクエタの間にスペースができていた。DFジェームズもマークすべき場所にいなかった。チェルシーの守備陣にはコミュニケーションも情報収集もなかったが、それでも南野の動きは規格外だった」と拙守を指摘しながらも、強豪相手に1―1の引き分けに持ち込んだ南野のゴールを高く評価した。

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2021年2月21日のニュース