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Jリーグ 新ルール「脳振とう対策」初適用、6人目交代OK

[ 2021年2月21日 05:30 ]

<川崎F・G大阪>後半、味方同士で衝突する川崎F・ジェジエウ(左)と塚川
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 21年シーズンの開幕を告げる富士ゼロックス・スーパー杯が20日に行われ、昨季リーグと天皇杯の2冠を達成した川崎Fが3―2でリーグ2位のG大阪を撃破し、2年ぶり2度目の優勝を遂げた。

 今季から導入された「脳振とう対策の試行ルール」が初めて適用された。脳振とうの疑いがある選手の安全確保のため、通常の交代枠とは別に1人まで交代が可能。後半40分すぎに川崎FのMF塚川が接触プレーで頭を強打した際、既に交代枠5を使い切っていたが、塚川は医師の判断でピッチを退き、6人目の交代としてDF車屋がピッチに入った。旗手が塚川に「指が何本に見えるか」と問いかけたところ、返答が不明確だったという。村井チェアマンは「ドクターとチームメートの連携で正しく対処された」と話した。

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2021年2月21日のニュース