横浜DF岩田智輝 移籍後押し“兄”と夢の競演実現を

[ 2021年2月21日 05:30 ]

26日開幕 J1注目の新戦力(16)

横浜DF岩田智輝(横浜提供)
Photo By 提供写真

 “兄”との競演を待ちわびる。横浜DF岩田智輝(23)は2年連続のラブコールを受けて大分から加入。「(横浜は)2年前にも優勝していますし、試合に出て貢献できれば海外という道が大きく開けるかなと思って決断しました」。飛躍を誓い、加わった。

 海外挑戦を見据えて鍛える体は筋骨隆々。高いフィジカルをベースに攻守に積極的なプレーが持ち味で、サイドバック、センターバックと複数の位置をこなせるユーティリティー性も持ち合わせる。キャンプで取り組む3バックの新布陣では右センターバック(CB)が定位置。そのポジションを争うライバルは、特別な存在だ。

 5学年上のDF松原健(28)は地元大分の幼なじみ。実家は走れば「20~30秒」の距離にある。3、4歳の頃から、四日市南SSCに通う長兄の拓也さん(29)の応援に出かけ、兄とともにプレーしていた松原に可愛がってもらっていた。「ほんとにお兄ちゃんみたいな感じ」と言う。

 今回、移籍の後押しをしてくれたのも松原。強敵になりうる自身を「凄くいいチーム。絶対プラスになるから来た方がいい」と誘ってくれた。「その言葉で決断できた」。もちろんポジションがかぶれば譲る気はないが、岩田がCB、松原がウイングバックなど競演の可能性も十分にある。

 「同じピッチに立てるように自分も頑張りたい。小さい頃からの夢でもあったので。健君と一緒に優勝したいなと思っています」。夢見た瞬間は、間近に迫る。 

 ◆岩田 智輝(いわた・ともき)1997年(平9)4月7日生まれ、大分県宇佐市出身の23歳。GK西川(浦和)やDF松原を輩出した宇佐市の四日市南SSCに通った。大分U―15宇佐、大分U―18を経て16年にトップチームに昇格。各年代で日本代表を経験し、19年6月、南米選手権第2戦のウルグアイ戦でA代表デビュー。家族は両親と兄2人。1メートル78、73キロ。血液型B。利き足は右。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「メッシ」特集記事

2021年2月21日のニュース