浦和MF小泉　“古巣”FC東京との開幕戦出場へ意欲「特別な思いはある」

練習中にリラックスした表情をみせる浦和・小泉（クラブ提供）
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　浦和の新加入MF小泉佳穂（24）が、開幕FC東京戦に照準を合わせた。沖縄キャンプ8日目の31日、午前の練習後にオンラインで取材対応。中学時代は、FC東京の下部組織（U―15むさし）に所属した“古巣”だけに「FC東京戦に限らず出たい」と、前置きした上で「実際に出ることができれば、特別な思いはあると思う」と2・27を真っ直ぐと見据えた。

　負けられない相手がいる。FC東京のDF渡辺剛（23）は同じ下部組織（U―15深川）出身。さらに、今季は前橋育英高時代にともにプレーしたMF渡辺凌磨（24）もJ2山形からFC東京に加入し、小泉は「そういう意味でも絶対負けたくない。強い気持ちを持って練習している」と燃えている。

　今季初の練習試合となった29日の沖縄SV戦では、チームの今季第1号となる先制ゴールを挙げた。「監督へのアピールももちろん、チームメートに信頼されてパスが出てくる。意味のあるゴールだったと思う」と手応えを口にする一方、J2琉球から加入してまだ日は浅く「まだまだ全然、開幕がどうなるか分からないが、自分は常にいい準備することしかできない」。謙虚な24歳の視界は良好だ。