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浦和DF橋岡大樹がシントトロイデン期限付き移籍、クラブ間合意を正式発表

[ 2021年1月31日 17:13 ]

浦和DF橋岡
Photo By スポニチ

 浦和は31日、U―24日本代表DF橋岡大樹(21)がベルギー1部シントトロイデンに期限付き移籍することでクラブ間合意したと正式発表した。当初、今年12月末までとみられた移籍期間は22年6月末までとなった。主軸の1人として期待される東京五輪は、ベルギー経由で目指すことになった。

 橋岡はクラブを通じて「このたび、ベルギーリーグ1部のシント=トロイデンVVに期限付き移籍することとなりました。僕は浦和レッズのファン・サポーターに出会うことができて本当に幸せ者だと思っています。小さい頃から浦和の街で育ち、ジュニアユース、ユース、そしてトップチームの9年間、浦和レッズに育ててもらいました。僕が浦和レッズで培ってきたものを全力で出し切ってヨーロッパで活躍できるよう、がんばります。そして、僕は浦和という街が本当に大好きなので、絶対に恩返しをします。今後も橋岡大樹、そして浦和レッズを応援よろしくお願いいたします」などとコメントした。

 18年のルーキーイヤーから着実な成長を見せて来た橋岡は昨季も右SBを主戦場とし、CBとしても存在感を見せた。五輪世代を代表するDFで19年E―1選手権ではA代表も経験した。日本企業のDMMグループが経営するシントトロイデンはGKシュミット・ダニエル、FW鈴木優磨ら日本人選手が多く在籍し、橋岡は6人目となる。身体能力の高さ、走力、攻守のダイナミックさが光る橋岡には、昨冬から獲得に動いていた。
 
 ◆橋岡大樹(はしおか・だいき)1999年(平11)5月17日生まれ、さいたま市出身の21歳。浦和の下部組織で育ち、17年に2種トップ登録、ルーキーイヤーの18年から右サイドバックのレギュラーに定着し、3年間でJ1通算74戦4得点。目標とする選手は日本代表DF酒井宏樹(マルセイユ)。年代別代表の常連で国際Aマッチにも2戦出場。右利き。1メートル84、79キロ。 

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2021年1月31日のニュース