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横浜FC・カズ、プロ36年目順調なスタート 下平監督「切れてる印象」

[ 2021年1月21日 05:30 ]

和歌山キャンプで始動した横浜FC・三浦
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 横浜FCのFW三浦知良(53)が20日、「新様式」の和歌山キャンプでプロ36年目を始動した。コロナ禍で迎える初のキャンプ。移動時にはマスク&フェースシールドを着用するなど対策は万全。ピッチ上でも初日からフィジカルメニュー、ボールを使用した練習までフル消化し、順調なスタートとなった。

 下平監督も「初日のスタートに合わせて体をつくって来ている。切れてる印象。本当にプロフェッショナル。今年も期待できると思う」と感服した。年明け恒例のグアム自主トレは沖縄に変更し、下地をつくった。昨年は左臀部(でんぶ)痛で出遅れたが、54歳で迎える2月27日の開幕戦へ今年は順調そのものだ。

 1次キャンプはFW渡辺千真、MF高橋秀人ら新戦力との融合も目的の一つだが、宿舎では従来の2人部屋を1人部屋に、食事も全員が同じ方向を向き、移動も大型バス2台に分けて密を避けた。練習中もコーンやマーカーまで消毒。キャンプそのものが「新様式」となる中、カズの健在ぶりは不変だった。 

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2021年1月21日のニュース