今季限りで退任のJ2京都・実好監督「上位2チームに入るのは目標。途絶えたので仕方ない」

オンライン取材に応じるJ2京都の実好監督
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　J2京都の実好礼忠監督（48）が今季限りでの退任発表後、初めて取材に応じた。すでに昇格は消滅しているものの首位・徳島や3位・長崎に競り勝つなど現在5試合負けなしで、本来ならば昇格プレーオフ圏内の6位。新型コロナでシーズン途中にレギュレーションが変更されたことが去就に影響した形になったが「（昇格が）上位2チームのみになった時、そこに入るのはチームとしての目標だった。そこが途絶えたら仕方がない」とクラブ判断を受け入れた。

　今のスタッフ、メンバーで今季試合ができるのも残り3試合。チームの目標は4位フィニッシュ、そしてサポーターへの恩返しで一致している。DF森脇は「1年間、何のために戦ってきたか。目標は達成できなかったが、お世話になったクラブのためにプレーしないといけない。サポーターの方にも示さないといけない。ピッチで見せていく責任はある」と強調した。

　まずは13日のアウェー福岡戦。実好サンガが積み上げてきたものを発揮し、3連勝を手にする。