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J2 北九州VS福岡が4日激突!上位直接対決の熱い“福岡ダービー”の行方は

[ 2020年10月4日 05:30 ]

“福岡ダービー”に向け練習に力がはいる北九州イレブン
Photo By スポニチ

 10月4日、史上最高に熱い“福岡ダービー”が行われる。サッカーJ2で現在J1昇格圏の2位北九州と、8連勝中と勢いに乗る3位福岡がベスト電器スタジアムで激突。両者の勝ち点差はわずか2でこの試合の結果次第で順位の入れ替わりもある。

 2月23日にミクスタで行われたリーグ開幕戦での対戦は福岡が1―0で勝利した。北九州は敗北のリベンジを、福岡はクラブ記録となる9連勝をかけて白星を狙う。

 プレースタイルは両チームともに攻守のアグレッシブさが持ち味だが、豊富な運動量を武器に連動するポゼッションサッカーでリーグ3位の36得点を奪ってきた北九州の攻撃力と、高さとパワーで圧倒しリーグ2位の19失点しか許していない福岡の堅守とがぶつかる矛盾対決は見ものだ。

 北九州の小林伸二監督(60)は「ボールをできるだけ持とうとする我々と、それをうまく奪おうとする福岡」と展開を予測し、「福岡は調子がいい。そういう中で当たれるのはお互いにとってプラス」と絶好調の相手との対戦を歓迎。今季北九州が記録した9連勝にあと1勝で並ばれてしまうことからも「そこは阻止したい」と連勝ストップを宣言した。ここまで全23試合出場の大黒柱・MF高橋大悟(21)を累積で欠き、10得点でチーム得点王のFWディサロ燦シルヴァーノ(24)の出場も微妙な状況だが、指揮官は「新しく準備をしてきた選手が出ればいい。チャンス」と前向きに捉えている。

 一方、福岡の長谷部茂利監督(49)は、選手を入れ替えながら積み重ねた8連勝について「非常にうれしいし、選手たちが勝ち取っている」とチーム全体の底上げに自信をみせた。ダービーに向けては「100%力を出して勝利を目指す」と意気込み「上位で当たれるこの試合そのものを、福岡県民の方々に楽しんでいただきたい」と話した。

 リーグ戦も後半戦に入り昇格をかけた戦いが激しさを増す中、上位直接対決となる同県ダービー。絶対に負けられない白熱の一戦は、今節最も注目を集めるゲームになる。

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2020年10月4日のニュース