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元五輪選手の腸内から新種のビフィズス菌発見 鈴木啓太氏代表の会社が商品化発表

[ 2020年9月2日 15:44 ]

会見した鈴木啓太さん(右)
Photo By スポニチ

 サッカー元日本代表MF鈴木啓太氏(39)が代表取締役を務めるAuB株式会社が元オリンピック選手の腸内環境からヒトに有効な新種の腸内細菌(ビフィズス菌の菌株)を発見し、近く商品化することを発表した。

 28競技約700人のアスリートから検体(便)を提供してもらい、研究を続けてきた。既に国際特許を出願中で、AuB-001と命名された。

 鈴木氏は母が栄養士だった影響で、子どもの頃から腸内環境に関心を持っていた。アテネ五輪のアジア最終予選が行われたUAEで多くの選手が下痢に悩まされた中で鈴木氏は大丈夫だったという。現役引退後にAuB株式会社の代表になったが、「キャリアや人生はずっと続くもの。今までの経験や学んできたものを次につなげたいと考えている。でも、ここまで大変だとは思わなかった」と振り返る。ビジネスの世界でも日本代表を目指していく覚悟だ。

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2020年9月2日のニュース