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ドイツ移籍の遠藤渓太 地元専門誌が特集記事「ウニオンの”移籍市場での卓越した策略”」

[ 2020年8月3日 23:32 ]

MF遠藤渓太
Photo By スポニチ

 J1横浜からドイツ1部ウニオン・ベルリンに期限付き移籍したMF遠藤渓太(22)について、1日付の地元専門誌キッカー(電子版)が特集記事を掲載した。

 同誌は遠藤の獲得について「ウニオンの”移籍市場での卓越した策略”」と表現し、クラブが大きな期待を寄せていると報じた。
 遠藤は1日に代理人、通訳とともにウニオン・ベルリンのチームメート、スタッフと初対面した。クラブの強化部門責任者のルーナート氏は「彼は大きなポテンシャルを持っており、我々の力になってくれる」と評価。さらに、2010年にJ1C大阪からドルトムントに移籍したMF香川真司(現スペイン2部サラゴサ)を引き合いに出し「誰もが最初は”香川獲得は失敗だ。何ももたらさない”と言っていたが、世界のスターになった。選手には時間を与えないといけない。もちろんケイタにも与える。順応する時間があれば、彼が良い結果を出すと私は確信している」と新たな環境に適応すれば、香川のように無名の存在からスター選手になれるポテンシャルがあると語った。

 遠藤は移籍前最後の試合となった先月26日の札幌戦で左太もも裏を負傷。ルーナート氏は「筋肉を少し傷めただけのようだ。すぐに練習に合流すると思う」と楽観的な見通しを示した。

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2020年8月3日のニュース