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J2大宮 無敗“要塞”で連敗ストップだ 指揮官「点を取らないと」

[ 2020年7月23日 15:57 ]

 J2大宮が、無敗の“要塞”で連敗を2で止める。チームは23日、次節25日のホーム松本戦に向けてさいたま市内で調整。ホームスタジアムとなる「NACK5」では、直近20試合で15勝5分けと負けなし。最後に敗れたのは、昨年3月2日の琉球戦(3●4)まで遡る。高木琢也監督(52)は「やっぱり勝つこと。そのためには、得点を取らないと。今週はその修正と改善はできた」と、慣れ親しんだホームで連敗阻止を誓った。

 今季はクラブ史上初の開幕4連勝と、スタートダッシュを飾った。しかし、連戦となった今月15日の栃木戦(0●1)、前節19日の甲府戦(0●1)で連敗。リーグ最少タイの3失点と堅い守備を誇る一方、攻撃はリーグ15位タイの6得点。再開後はFW陣の得点が生まれておらず、指揮官は「純粋にFWが得点を取って欲しい。FWとして1番の役割は点」と、前線の選手の奮起を促した。

 過密日程での連戦の影響で、前節は栃木戦からスタメン4人を交代。大幅に入れ替えたことで、選手間競争も生まれている。今季は新加入選手も多いだけに、高木監督は「このチームは(競争は)マスト。精神的にもたくましくなって欲しい。そのための連戦。競争で生まれるパフォーマンスは強い」と期待する。今季を勝ち上がるためには総力戦が必須。そのためにも、まずはホームで連敗を止める。

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2020年7月23日のニュース