鳥栖、お待たせ開幕6戦目ホームで今季1号！原川が今季初ゴールも初勝利はお預け

明治安田生命J1第6節   鳥栖1―1清水 （ 2020年7月22日    駅スタ ）

原川（左）の同点シュート
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　待望の今季チーム初ゴール！鳥栖はホームで清水と対戦し、1―1で引き分けた。0―1の前半35分にMF原川力（26）が開幕から6戦目でチーム初得点となる同点弾。今季初勝利には届かなかったが、勝ち点1を手にした。

　開幕6試合目。ホームに駆け付けた3117人の観客の前で、待望の今季初ゴールが生まれた。前半35分に原川が1―1の同点とするゴール。昨年19年11月10日松本戦以来、実に255日ぶりの得点となった。いずれもJ1ワーストだった開幕からの連続無得点を5試合、昨季終盤からの連続無得点を8試合で止めた。

　負傷した金森と交代で途中出場したFW石井からパスを受けた原川が左足で冷静に決めた。「圧も感じなかったし（雨での）ピッチコンディションを考えても低いシュートを選択して良かった」。ただ、14本のシュートを放ちながらドローに終わり、今季初勝利には手が届かなかった。原川は「勝てた試合」と悔しさをあらわにしたが「1点入って楽になった。（ゴールの）直感を信じてみんながやれればいいかな」と前を向いた。

　金明輝監督は「勝ちきれず残念。1勝が遠い。僕の工夫が足りず責任を感じている」としたが、「選手たちは暑い中ハードワークして、やってきたことを発揮してくれた」と内容を評価。輝き始めた攻撃力で次こそは勝利をつかみとる。