バルセロナ、来季監督候補に元仏代表監督ブラン氏浮上　シャビ氏への”つなぎ役”か

フランス代表監督時代のローラン・ブラン氏(AＰ）
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　スペイン1部の名門バルセロナの来季監督候補に、元フランス代表DFで同代表監督も務めたローラン・ブラン氏（54）が浮上したと、22日付のフランス紙レキップが報じた。

　バルセロナは1月にエルネスト・バルベルデ監督（56）を解任。後任に昨季までベティスを率いたキケ・セティエン氏（61）を招へいし、2022年6月までの契約を結んだ。今季リーグ終盤に失速して宿敵レアル・マドリードに逆転優勝を許して3連覇を逃しており、地元メディアでは解任の可能性が報じられている。

　レキップ紙によると、バルセロナでスポーツディレクターを務めるエリック・アビダル氏（40）が、フランス代表時代の恩師にあたるブラン氏を後任候補に推している。契約期間は1年で、レジェンドOBのシャビ氏（40＝現カタール1部アルサド監督）が来年から指揮を執るまでの”つなぎ役”となる可能性が高いという。

　ブラン氏は現役時代の1996～97年にバルセロナでプレー。2003年にマンチェスター・ユナイテッド（イングランド）で現役を退いた後は指導者に転じ、2007～10年に率いたボルドーを2008～09年にフランス1部リーグ優勝に導いた。2010～12年にフランス代表を指揮し、2013～16年にはパリ・サンジェルマンを率いてリーグ3連覇を果たした。

　ブラン氏の他に、オランダ代表のロナルド・クーマン監督（57）も古巣バルセロナの次期監督候補に挙がっている。