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神戸 中3日でもイニエスタら最強攻撃陣出す!「最強守備」C大阪と“矛盾対決”

[ 2020年7月22日 05:30 ]

オンラインで取材に応じた神戸・古橋(C)VISSEL KOBE
Photo By 提供写真

 阪神ダービーが“矛盾対決”と化す。神戸は21日、22日のC大阪戦(ヤンマー)を前に神戸市内で調整。オンラインで取材に応じたトルステン・フィンク監督(52)は、前節清水戦から中3日ながら、ほぼベストメンバーで臨むことを明かした。昨季にリーグ最少失点を記録したC大阪守備陣に対し、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)らを擁するリーグ屈指の攻撃陣で打開を図る。

 最強の守備網を破るべく、最強の攻撃陣を送り出す。非公開での最終調整を終えた後、フィンク監督がオンラインで取材対応。3―1で快勝した清水戦から中3日ながら「ホームでの試合の後で、今回は移動距離の少ないアウェー。そこまでメンバーを入れ替える必要はない」と明かし、イニエスタらを継続してスタメン起用する方針を示唆した。

 昨季、優勝した横浜に次ぐリーグ2位の得点数をたたき出した神戸。ビジャが引退、ポドルスキが去ったとはいえ、ドウグラスというJ最強FWを迎え入れた。再開初戦の広島戦で完封負けを喫したものの、その後は2勝1分けと無敗で「この前の試合でチームに自信がついた。その自信を持って臨みたい」と指揮官。公式戦を重ねる中で連係を深め、徐々に完成度は高まっている。

 リーグNo・1の堅守を誇るC大阪との戦いは、現在の攻撃力を測る上では打ってつけの相手だ。ここ2試合で3得点と好調の古橋は言葉に力を込めた。「揺さぶってスキを突けたらいいなと思うしカウンターも自分たちの強み。奪った後のカウンターで仕留められたら」。イニエスタの送るパスに、古橋やドウグラスらが反応する。自慢のアタックでダービーを制する。

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