×

C大阪 U23日本代表FW前田争奪戦に参戦 ポルトガル1部マリティモの短期延長オファー固辞

[ 2020年7月22日 05:30 ]

C大阪などが獲得に動いているポルトガル1部・マリティモの前田大然

 昨季王者・横浜、C大阪、ポルトガル1部ポルティモネンセの3クラブがU―23日本代表FW前田大然(22=ポルトガル1部マリティモ)の獲得に動いていることが21日、分かった。複数の関係者によると、横浜とC大阪はともに完全移籍での正式オファーを提示。ポルティモネンセは1部残留が決定次第動く。

 50メートル5秒8の快足を誇る前田は昨夏、松本(当時J1)から期限付きでマリティモに移籍。リーグ23試合に出場し3得点をマークした。だが、コロナ禍でリーグが一時中断した際、7月末までの短期延長オファーを受けたが固辞。すでに帰国しているという。

 横浜はリーグ中断期間にMF天野やDF小池を獲得。一方で昨オフに名古屋へ復帰したFWマテウスの穴は埋められておらず、リーグ戦とACLの2冠獲得に向けて選手層の厚みを目指している。

 C大阪は大阪府南河内郡出身の前田にとっては地元。小さい頃はC大阪のスクールに通っていた縁もある。21日現在、残留ギリギリの16位ポルティモネンセはGK権田ら日本人選手が多く、MF中島(ポルト)のようなステップアップが望める。東京五輪は来年に延期。日本が誇る韋駄天(いだてん)の決断に注目が集まる。

続きを表示

2020年7月22日のニュース