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独ブンデスリーガ例に…PCR、抗原、抗体検査検討へ 第8回新型コロナ対策連絡会議

[ 2020年5月23日 05:30 ]

 プロ野球とJリーグが連携した「第8回新型コロナウイルス対策連絡会議」が行われ、専門家チームは3月に出した従来の提言をバージョンアップしたものを提示。座長を務める賀来満夫氏は「現段階で得られている知見、新しい科学的な情報にのっとっている」と説明した。

 提言では基本方針に新たに文言が加えられたほか、ミーティングや打ち合わせを屋外で行うようにと記された。選手らの事前検査の必要性についても明記。ドイツのブンデスリーガを例に、PCRや抗原、抗体検査も含めて検討していくべきとした。専門家チームの三鴨広繁氏は「これほど準備しているんだ、というアピールもある。検査をすることは説得力になる」と強調。1日のPCR検査件数が2万件以上になっている点にも触れ「可能だろうと我々も判断している」とした。

 また、会議後の会見では観客に感染者が出た場合の対応について、トレース(追跡)システムの重要性についても言及された。

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サッカーの2020年5月23日のニュース