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ハノーバー原口が近況報告 2メートル以内の対人練習不可も週5日のハードワーク継続中

[ 2020年5月3日 19:53 ]

UDN_SPORTSのトークセッションに登場した原口
Photo By 提供写真

 ドイツ2部ハノーバーの日本代表MF原口元気(28)が3日、所属マネジメント会社「UDN SPORTS」企画のトークセッションに登場し、新型コロナウイルス禍と戦う現状などを語った。原口の住む街でも依然として3人以上の集会は禁止、飲食店も営業を休止するなど厳しい措置下にあるという。

 チームでも現在、2メートル以内に近づけないため対人プレーは出来ないが、サーキットメニューを中心に週5日はグループを分けて練習を継続しているという。「(コチャク)監督は僕のキャリアの中でも1、2を争う練習のキツさ。かなりハードにやれている。14日間、自宅にいなければいけない期間もあったので今、チームメートとやれているのは楽しいです」と話した。

 ドイツでは今月中の再開を目指しており、既に1、2部全選手のコロナウイルス検査も複数回、進んでいる状況。6日にも再開可否の結論が出される見通しという。

 トークセッションでは視聴者からの様々な質問も飛んだ。ドリブルがうまくなる練習法については「これは1つしかない。うまい相手を見つけてやること。人対人を何度もやることで自分の出来ること、抜けるタイミングが見えてくる。絶対に人対人でやって欲しい。同時に守備もやる。そうすれば嫌なドリブルも分かる」とアドバイス。また今後の目標について「ハノーバーとしては1部昇格が最低限の目標。僕が加入したときは1部だったので、チームを出ていくとしたら戻してからでないといけない」と話した。

 最後は「大変な時ですが、今しか出来ないことも見つけて、この生活ですら楽しむというマインドで過ごして欲しいです。エンジョイ・ホームで!」とメッセージを送って締めくくった。

 「UDN SPORTS」では今後も随時、所属選手によるオンラインイベントが開催される予定。

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2020年5月3日のニュース