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Jリーグ 再開はブンデス式無観客開催を参考 村井チェアマン「一つの選択肢に入る」

[ 2020年4月24日 05:30 ]

14年3月、無観客で行われた浦和ー清水戦
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 Jリーグは23日、NPBとの新型コロナ対策連絡会議を受け、臨時実行委員会を実施した。村井満チェアマン(60)は6、7、8月と3パターンで想定する再開案のいずれでも、当面は無観客開催でスタートする可能性を初めて明言。「無観客も一つの選択肢に入る」と明かした。

 関係者によればJリーグは5月9日の再開を目指すドイツ1部の動向を注視。無観客開催のリスク管理、実施方法など全て厳格なプロトコル(規約)に基づいており、絶好の参考材料という。最短で6月13日再開を目指すが、7月の無観客再開が現実的。ドイツ式を見極めながら5月23日をめどに6月の再開可否を判断する見込みだ。

 専門家からは、「ベンチ内でマスク、会話を慎むという対応も用意している」との声も上がった。感染予防のビデオ講義も用意しているという。同チェアマンは選手のメンタルケアにも注力する意向。「日本協会の医学委員会とともに心の対応を考えていきたい」と話し、心の相談「窓口」設置も示唆していた。

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2020年4月24日のニュース