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南野はリバプールで活躍できる!古巣指揮官が太鼓判「まだチームと一体化していないだけ」

[ 2020年4月16日 21:57 ]

リバプールの南野拓実(AP)
Photo By AP

 1月にオーストリア1部ザルツブルクからイングランド・プレミアリーグのリバプールに加入した日本代表MF南野拓実(25)について、かつての恩師が新天地での活躍に太鼓判を押した。

 ザルツブルクのジェシー・マーシュ監督(46)は16日付の英紙デーリー・メール(電子版)で昨年12月まで指導した南野について言及。「私がザルツブルクに来た時(2019年6月)、タキがこのチームで大きな役割を担うと思った。非常に賢い選手だ。爆発的な力があるわけではないが、サッカーをよく理解している。ラストプレーや戦術をどう組み立てていくかを理解している」と高く評価した。

 リバプール加入後、南野はリーグ戦3試合、公式戦7試合の出場にとどまっているが、同監督は「リバプールには、タキが加入する前からプレーしていた選手が数多くいる。彼らは経験豊富で、才能も豊かだ。リバプールで、タキが自身を確立するには少し時間がかかるかもしれない」と現状を分析した上で「ただ、時間が経てば、タキが前線6つのポジションでプレーできることを、リバプールはもっと理解するようになるだろう。タキは非常に賢い。時間が経てば経つほど、理解力が上がっていく。練習では、本当によくやっていると聞いている。チームメートも感銘を受けていると聞くが、まだチームと一体化していないだけだ。タキはとても意欲的な選手。毎日向上していく方法を見つけるのは分かっている。つまり、時間の問題ということだ」と“賢さ”を繰り返し強調し、リーグ再開後の活躍に大きな期待を寄せた。

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2020年4月16日のニュース