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バクスター氏&ボス氏「困難乗り越えよう」日本になじみ深い2人の指揮官から激励メッセージ

[ 2020年4月16日 11:14 ]

かつて広島、神戸で指揮を執ったスチュワート・バクスター氏 
Photo By 提供写真

 新型コロナウィルス感染拡大により世界中が困難な状況に陥っている中、日本サッカーになじみの深い2人の指揮官が、強い愛着を持つ日本の国民、ファンに熱い激励メッセージを送った。ひとりはかつて広島、神戸で指揮を執った英国出身のスチュワート・バクスター氏(66)。もうひとりは現役時代に市原(現J2千葉)でプレーしたオランダ人で、現在はドイツの強豪レバークーゼンで指揮官を務めているピーター・ボス氏(56)だ。ともにサッカーのエージェント業務やマネジメント業務を手がけるグロボル・フットビズ・コンサルティング社のYouTubeチャンネルにコメントを寄せた。

 バクスター氏は「バクスター監督です。日本のみなさんに力強いメッセージを送りたいです。一緒に私たちは、戦いに勝つことができます。安全を保ち健康でいてください。みなさんがんばって勝ちましょう!」とすべて日本語でメッセージ。一方のボス氏は「こんにちは、私はピーター・ボスです」と日本語で始め「今、私たちは大変な困難を迎えています。たからこそ私は力を合わせお互いを助け合っていかなければいけません。時間がかかろうとも必ずこの困難を乗り越えましょう」と英語で続け、最後に再び日本語で「がんばってください」と語りかけた。

 バクスター氏は92年に広島の監督に就任。手腕を発揮し、94年にはチームを第1ステージ優勝へと導いた。95年からは神戸で2年間指揮を執り、1年目にチームをJリーグ昇格へとけん引。06年にはシーズン途中まで再び神戸で指揮を取った。その後はフィンランド代表、南アフリカ代表の監督を歴任している。

 一方のボス氏は現役時代、オランダの強豪フェイエノールトなどでプレーし、96年に市原に入団。2年間プレーしたのち、いったん欧州に戻ったが、99年に再び市原のユニホームに袖を通し、現役を引退した。引退後は指導者の道に進み、アヤックス、ドルトムントなどで指揮を執り、18~19年シーズンからレバークーゼンを率いている。

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2020年4月16日のニュース