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スペイン・アラベス 選手ら計15人が新型コロナ感染

[ 2020年3月19日 02:38 ]

 スペイン1部リーグのアラベスは18日、トップチームの選手3人、コーチスタッフの7人、職員5人の計15人が新型コロナウイルス検査で陽性が判明したと発表した。

 選手名など詳細は非公表。症状は出ていないという。

 17日にはエスパニョールが選手、スタッフの計6人の陽性が判明したと発表。16日にはバレンシアがトップチームの選手、スタッフの約35%が感染したことを明らかにしており、集団感染が広がっている。

 欧州でイタリアに次いで新型コロナウイルスの感染が拡大しているスペインでは、サンチェス首相が14日に非常事態を宣言。18日までに死者は558人、感染者は1万3716人となっている。

 18日時点の欧州カップ戦、主要リーグの主な状況は以下の通り。
 ▼欧州選手権:UEFAは17日、6月12日~7月12日に12都市で分散開催予定だった第16回大会の1年延期を決定。

 ▼欧州チャンピオンズリーグ(CL):決勝トーナメント1回戦第2戦で17日のユベントス―リヨン、マンチェスター・シティー―レアル・マドリード、18日のバルセロナ―ナポリ、バイエルン・ミュンヘン―チェルシーを延期。代替日は未定。

 ▼欧州リーグ:決勝トーナメント2回戦第2戦で19日の8試合を延期。

 ▼イングランド・プレミアリーグ:13日に4月3日までの全試合延期を発表。
 ・12日までにレスターの数選手が感染が疑われる症状が出たため隔離。
 ・12日にアーセナルのアルテタ監督が感染。
 ・12日にチェルシーのFWハドソンオドイが感染。

 ▼ドイツ1、2部リーグ:当初は13~16日の第27節は無観客で開催予定だったが、13日に4月2日までの全試合を中止とする方針を発表。16日の臨時総会で正式決定。
 ・ドイツ2部ハノーバーのDFヒュベルスが11日に、DFホルンが12日に感染。12日からMF原口元気ら全選手が14日間の隔離措置。
 ・13日にドイツ1部パーダーボルンのDFキリアンが感染。

 ▼スペイン1、2部リーグ:12日に全試合を少なくとも2週間中止すると発表。
 ・12日にレアル・マドリードのバスケットボールチーム選手の感染が判明し、同じ練習施設を使用するジダン監督率いるサッカーチームも活動停止。選手、スタッフは15日間の隔離。
 ・13日にバルセロナはトップチームの活動を当面停止すると発表。
 ・バレンシアは15日にDFガライら選手、スタッフの計5人が感染したと発表。16日に選手、スタッフの35%が感染したと発表した。
 ・17日にエスパニョールは選手、スタッフの計6人が感染したと発表。
 ・18日にアラベスは選手3人、コーチスタッフ7人ら計15人の感染を発表。

 ▼イタリア・セリエA:9日に4月3日まで全試合中止が決定。
 ・11日にユベントスのDFルガニが感染。17日にMFマチュイディが感染。
 ・12日にサンプドリアのFWガッビアディーニが感染。13日には同僚のDFコリー、MFエクダル、FWラグミナ、MFトルスビーの4選手が感染。14日にDFベレシンスキとMFデパオリが感染を公表。
 ・13日にフィオレンティナのFWブラホビッチ、14日にFWクトローネとDFペッセッラが感染。
 ・17日にベローナのDFザッカーニが感染。

 ▼フランス1、2部リーグ:13日に全試合を中止すると発表。再開時期は未定。
 ・13日にフランス2部トロワがトップチーム選手1人の感染を発表。地元メディアは韓国代表FW石鉉俊(ソクヒョンジュン)と報道。

 ▼オランダ1部リーグ:12日に3月中の全試合を中止すると発表。

 ▼ベルギー1部リーグ:12日に4月3日まで全試合を中止すると発表。

 ▼ポルトガル1部リーグ:12日に全試合を中止すると発表。再開時期は未定。

 ▼トルコ1部リーグ:12日に4月末まで観客の入場禁止を発表。リーグ戦は継続。
 ・トラブゾンスポルのナイジェリア代表MFミケルが17日、新型コロナウイルスを理由にプレーを拒否して退団。

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2020年3月18日のニュース