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南野、プレミアデビュー!緊急出場で連係面まだまだこれから「こいつやるな、と認めさせたい」

[ 2020年1月25日 05:30 ]

プレミアリーグ   リバプール2ー1ウルバーハンプトン ( 2020年1月23日 )

プレミアリーグデビューした南野拓実(AP)
Photo By AP

 リバプールの日本代表MF南野拓実(25)が23日、アウェーのウルバーハンプトン戦でリーグ戦デビューを飾った。前半33分、負傷したセネガル代表FWマネ(27)に代わり、途中出場。自身も負傷するアクシデントに見舞われたが、チームの14連勝&40戦無敗に貢献した。日本人9人目となるプレミアデビューを祝うようにこの日、女優の柳ゆり菜(25)との真剣交際が判明。公私ともに充実し、さらなる飛躍へつなげる。

 リーグ戦デビューは思わぬ形で訪れた。前半33分、マネが負傷し、ユニホームに着替えた南野はクロップ監督から指示を受け、ハッパも掛けられる。指揮官の背中を叩いて応えると背番号18は勢いよく、ピッチに出た。

 「ピッチに立ってプレーしないと見えない景色もある。いきなりだったがピッチに立ち、本当にこういうギリギリの試合を経験できたことはよかった」

 スクランブル発進だったが、チャンスの到来だ。前半は左ウイング、後半は守備時に4―4―2となる布陣の右MF。ふくらはぎの違和感でハーフタイムには治療を受けたが、15分にはエジプト代表FWサラーのパスを受けて右足を振り抜いた。相手DFにブロックされ、デビュー弾はお預けとなったが、献身的にプレーした。

 チームはリーグ14連勝で昨季からの無敗記録は40に伸びた。「最初としては並外れていた」とクロップ監督も南野を称えたが、本人は反省を忘れない。試合中に周囲とかみ合わない場面もあり「個人的なパフォーマンスという意味では別に満足していない」と冷静。

 「“こいつやるな”と認めさせたい」と南野は言い放った。世界トップレベルのクラブでの先発は近くはないが、若き天才は大きな一歩を踏み出した。

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