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名古屋U―18の島岡健太コーチが南葛SC監督就任 四中工時代に小倉氏らと全国制覇

[ 2019年12月20日 15:24 ]

 J1の名古屋は20日、名古屋U―18の島岡健太コーチ(46)が来季から東京都社会人リーグ1部の南葛SC監督に就任すると発表した。

 南葛SCは人気サッカー漫画「キャプテン翼」の原作者である高橋陽一氏(59)が2013年から後援会会長を務め、葛飾区からJリーグ入りを目指して活動。今季の東京都社会人リーグ1部では16チーム中7位に終わり、目標としていた関東リーグ2部昇格を逃して元日本代表MFの福西崇史監督(43)が退任していた。

 三重県出身の島岡氏は四日市中央工高時代に元日本代表FW小倉隆史氏(46)、元日本代表DF中西永輔氏(46)、今季J2京都監督を務めた中田一三氏(46)らとともに全国高校選手権を制覇。関西大を経て1996年に旧JFLの鳥栖フューチャーズ入りし、J2鳥栖でプレーしていた2001年限りで現役を引退した。その後は母校の関西大でコーチ、監督を歴任。高校の同期だった小倉氏が名古屋監督に就任したのを機に2016年名古屋のトップチームコーチとなり、今年10月に名古屋U―18コーチとなっていた。

 島岡氏は名古屋を通じて「私にとって名古屋グランパスでの4年間は何ものにも代えがたい、貴重な時間となりました。支えてくださった全ての方々に本当に感謝しています。この度そのグランパスを離れ、新たにチャレンジすることを決断しました。グランパスでの経験を活かし、これからのサッカー人生をしっかり歩んでいきたいと思います。名古屋グランパスが世界に誇れるクラブになることを願っています!」とコメントしている。

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2019年12月20日のニュース