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森保監督 帰国即“原石”探し 大学選手権視察「可能性ある選手いる」

[ 2019年12月20日 05:30 ]

宿舎から空港へ向かう森保監督(撮影・大塚 徹)
Photo By スポニチ

 日本代表とU―22代表を兼任する森保一監督(51)が弾丸日程で新たな原石探しをスタートした。E―1選手権第3戦韓国戦の完敗から一夜明けた19日早朝に帰国し、NACK5スタジアム大宮へ。全日本大学選手権の準決勝の桐蔭横浜大―中大を視察した。大体大のMF田中駿汰(22)の存在が大きかった。今年6月のトゥーロン国際大会でU―22日本代表に初選出されると、E―1選手権には唯一の大学生として呼ばれ、14日の香港戦に出場した。「スタートから見つけられなかった選手が出てきたということは、まだまだ可能性のある選手がいるかなと思う。試合の中で発掘があったらいいなと」

 五輪世代は1月8日から20年初陣のU―23アジア選手権が始まる。指揮官はE―1選手権に出場した国内組を軸にメンバーを編成する意向で「基本的には来てもらおうかなと思っている。経験をタイにつなげてほしい」と語った。そこに24日に始まる長崎合宿組からの“繰り上げ合格組”と招集可能な欧州組を加えて臨む見込みだ。

 欧州組ではオランダとベルギーリーグに属する選手に招集レターを出していることが判明した。DF板倉滉(22=フローニンゲン)、MF三好康児(22=アントワープ)、DF菅原由勢(19=AZアルクマール)らが対象。東京五輪を懸けたサバイバルに向けて、交渉を詰めていく。

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2019年12月20日のニュース