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J2水戸 秋葉忠宏氏の新監督就任を発表「思い入れのある特別なクラブ」

[ 2019年12月2日 16:35 ]

 J2水戸は2日、元群馬監督で2016年リオデジャネイロ五輪コーチの秋葉忠宏氏(44)が来季監督に就任すると発表した。

 千葉県出身の秋葉氏は現役時代に市原(現千葉)、福岡、C大阪、新潟、徳島、草津(現群馬)、相模原でプレーし、2010年に現役を引退。2013~2014年にはJ2群馬監督を務めた。水戸では2011~2012年にヘッドコーチを務めており、8年ぶりの復帰となる。

 秋葉氏はクラブを通じてコメントを発表。「水戸ホーリーホックというクラブは指導者としてのキャリアをスタートさせて頂いた私の中では思い入れのある特別なクラブです。コーチとして日々励んでいた2011年の3月には東日本大震災が起こりました。あの時はサッカーどころではなく、みんなで励まし協力し合いながら復興へと向かっていきました。1カ月の中断を挟みJリーグが再開されるとスタジアムに多くの人々が駆けつけ大きな声で声援を送って頂き、我々の背中を懸命に押して頂きました。その結果スタジアムが一体となり掴み取った徳島からの勝利の瞬間が今もまぶたと脳裏に焼きついています!」とクラブへの思いを口にし「この水戸ホーリーホックが多くの方々に夢と感動を与え地域や復興のシンボルとなっていけるように、そして日本を代表する選手を輩出しクラブとしても日本一、世界一となれるようクラブや選手と共に大きく成長していきたいと思っています」などと抱負を語った。

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2019年12月2日のニュース