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横浜一筋 元日本代表DF栗原が引退「18年間苦楽を共に出来た事を誇りに思う」

[ 2019年12月2日 10:24 ]

<横浜Fマリノス練習>引退が明らかになったこの日も、雨の中練習する栗原(撮影・篠原岳夫)
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 横浜は2日、元日本代表DF栗原勇蔵(36)が今季限りで現役を引退することを正式に発表した。

 栗原は「今シーズン限りで引退する事を決断しました。プロ生活をひとつのクラブで全うし、チームメイト、チーム関係者、ファン・サポーターの方々と、18年間苦楽を共に出来た事を誇りに思っています。F・マリノスでは、サッカー選手としてはもちろん、人間としても成長させてもらいました。18年の間に、選手としてチームに貢献できた部分もあると思いますが、足りない分はこれから返していければと思っています」とコメント。「7日のセレモニーで自分の思いを改めてお話させていただきます。本当に幸せな時間をありがとうございました!」とつづった。

 15年ぶりのJ1優勝を懸けた2位FC東京との最終節(7日、日産スタジアム)が現役最後の一戦となる。横浜市出身の栗原は下部組織から02年にトップチームに昇格。クラブ一筋でプロ18年を過ごし、今季はここまでリーグ戦出場がなかった。

 引退後はスタッフで残留を打診されており、多様な役割をこなす新設ポストに就く見通し。J1通算316試合16得点。日本代表では20試合3得点だった。

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